聴こえないわたし 聴こえるわたし ~ことば&暮らし~

それぞれの「ことば」を「知ること」からはじめよう
by machi-life
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

2009年 07月 24日 ( 1 )

第23回(2009.07.24) "耳マークは必要!?コミュニケーションの楽しみ方"

「聴こえないわたし」と「聴こえるわたし」がブログをはじめた理由

    ① 聴こえる人から見た「暮らし」、聴こえない人から見た「暮らし」とは何かを知る。
    ② ふたつの「暮らし」の違いや共通点を発見し、相互理解に扶助する。
    ③ 改めて「暮らし」について考えることで、わたしたちが毎日をシンプルにかつ豊かに
      送るための手法を探る。

“聴こえないわたし”-Chie

東京ディズニーランドオープンの年に誕生。手話講師
趣味は、写真、読書、映画鑑賞、ゴルフ

“聴こえるわたし”-Mau

“Imagine”が発表された年に誕生。英会話・スペイン語会話講師
旅、自転車、食べることが好き

♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆


前回、マインドマップ体験会で偶然会った私たち。
今回は、Mauさんだけ、マインドマップ体験会2日目に参加(Chieはレッスンのため不参加)



マインドマップ体験会2日目について

Chie: 2回目も内容は濃かったでしょうか?


Mau: 前半は初めての人もいたりして、先回の復習でした。
2回目から参加のほとんど前回からの人でしたが、新しい人も4,5人いらっしゃいましたので。

Chie: 人数は同じくらいでしたか?年齢層はどのような人たちでしたか?

Mau: 人数は先回と同じ20人ほどだったでしょうか。年齢層は20代~60歳前後の方々でしょうか。

Chie: 幅広い年齢層ですね。

Mau: そうですね。今回のテーマは「コミュニケーション」ということでしたが、それがどうマインドマップと結びつくのか。初めての人は講師の頭のやわらかさ、経歴の面白さにもびっくりされたようです。次回のテーマは「メンタルトレーニング」ということで実は一番楽しみにしている講習です。どんなことを、どのような手法で行うのかと興味津々です。

Chie: ぜひお話を聞いてみたいですね〜

コミュニケーションをマインドマップ化


Mau: そうだ!今回はコミュニケーションをテーマにお互いに書いてみませんか?

Chie: コミュニケーションとマインドマップは一見、関係なさそうですが、マインドマップを使いながら会議をしたり話し合いをする方法もあるそうですね。
今回は、コミュニケーションという言葉に基づいてマインドマップを書くことに賛成!です。


Mau: そうしましょう!以前インタビューをしていただいた時に、今思えば目の前の取材者の方がマインドマップで記録をとられていたように思います。

Chie: 記者さんがマインドマップを書いたのですか?
インタビューも気になりますね!どのようなインタビューでしたか?


Mau: 脈絡のつかみにくいであろう私の話を、ぐるぐると描きながら書き留めてらしたので、覗き込んで「面白いノートの取り方ですね~♪」と言ったことを覚えています。
インタビュー内容は、「なぜ起業しようと思ったか」というようなことでした。

Chie: その記事、見てみたいです。記者さんのメモのとり方、いろいろあるのですね。それにしてもどうやって メモをとっているのか気になります。
あ!もしかしたら、あらかじめ質問を書いて、波線をまた書いて、答えを書いたということでしょうか。

Mau: それもあるかもしれませんね。
また、その方にとって来られる前から予想をしていた鍵になるような単語を私が発した途端に、その一語から派生をして、同意と共に、「なぜ?」「いつ?」等どんどん別の質問につながっていったように思います。聞くことのプロだと思いました。膨大な情報量の中から核心を抜き出して整理する技術としてもマインドマップは有効ですね。
私たちがこれからインタビューをして記事にするときにも役立ちそうです。

Chie: 楽しみですね!インタビューによるマインドマップの使い方についても、学べそうで何だかわくわくしてきました。
インタビューしてみたい人はいますか?


Mau: そうですね・・・私たちならではのインタビューしてみたい人たちはいますね。このブログでも、お互いにインタビューし合っているような感がありますが、自分の気持ちを言葉にして伝わるように話すというのは、難しいものです。また聞く方にも技術が求められることを学びました。

Chie: いそうですよね。具体的にだれにしたいか?とはまだ出てこないですが、ブログを見てくださっている読者の中か、話題になっている人とか。これもマインドマップに書いてみますか?(笑)

Mau: インタビューしたい人ですか?!
かなりわがままに好みが出そうですが?いいでしょうか~??!

Chie: いいですし、おもしろいと思います。そこから、シリーズとして出てきてもらうと楽しいですよね。

Mau: 有名人も含めて「夢の」インタビューしたい人マインドマップ・・・!!

Chie: 夢のインタビュー!いいですね!妄想がぐわ〜っと広がりませんか?

Mau: ひろがります~♪

健康診断の話

Mau:ところで、今回はちえさんの健康診断のお話をお聞きしたいと思っていました。
病院へ行かれる前にいろいろと想像もされていたようですが、どうでしたか?

Chie: 医療スタッフからは最初から「筆談でよろしいですか?」とのことでしたので聴こえない=筆談というマニュアルがあるかもしれないですね。
手話ができないからという理由もあると思いますが、そのことは予想していた通りでした。


Mau: 市の図書館に(ほんぽーと)にも、カウンターの上に、「筆談をします」と書かれた小さな額が上がっていました。
こう先手を打たれると、手話の入る余地がないようにも思えました。親切なようで、限定的ともいいますか。

Chie: 緑の耳マークですね。

筆談と手話はコミュニケーション方法としてどちらも不可欠なのですが、窓口で「筆談ができます」という提示がある背景としては、手話の認知度がまだ低いことや日本語使用者が多く、日本語を文字にする方法が一番手っ取り早いからということもあるかと思います。
でも正直なところ、筆談だけでは限界ですね。もともと、私は字が汚いので(笑)。

それ以上に、聴こえる人たちが筆談をするときに必ず、相手の手が止まります。
「え〜っと・・・」と考え込む人もいます。話し言葉を書き言葉に変えることが難しいからなのでしょうか。

まうさんの、手話の入る余地がないということについてもう少し具体的に教えていただけますか。

Mau: すみません、その前に質問をさせてください。
ちえさん御自身はその緑の耳マークを手に取って、又は指を指して、筆談が必要であることをお知らせするのでしょうか?

Chie: 私の場合は、あまり使わないですね。大事な契約の話は筆談することで確認をとりますが、たいていは手話でやってみてダメなら、視覚的な方法で分かるようにしています。

Mau: なるほど。
どうやって伝えようかと対面をしたときにあれがあると、少々コミュニケーションの入り口が狭くなるように感じたのです。
いろいろな配慮と試行錯誤の結果、あそこに置いてあると理解をしているのですが、違和感も同様に感じとってしまいます。
どうしても形から入りたくなりますが、もっとお互いに交わろうとする勇気?も必要なのかしら?とも思います。
実際は耳マークが「あって良かった!助かった!」と思う方も多くいらっしゃるでしょうね。

Chie: そうですね。最初からコミュニケーション方法が絞られていったような感じになりますよね。
手話ができない、聞き取りにくい難聴者にとっては恩恵を受けるもかもしれないですが、手話を使う人や、他のコミュニケーション方法をとる人から見ると耳マークについて違和感みたいなものは感じますし、私も「うーん?」と思うのが本音です。しかし、それを設置してもらうための今までの人権運動があったのは真実だと思いますし、否定はできないです。
次は、耳マークを外す運動が必要になるとか?(笑)



コミュケーションの取り方

Mau: 近所の大型スーパーのお会計のところには、「袋の要らない方は、この札をレジ係に渡してください」と書かれてあるプレートが置いてあります。
いつもふしーぎな気持ちになります。一言、「袋は要りません」と伝えればいいことなんだよなーって。
こういう光景がすこしずつ日本の中で増えている気がしています。

Chie: コミュニケーションがだんだん苦手になっていくのでしょうか。

Mau: そのつながりで考えると、レストランのピンポーンも不思議に思えます。
聴こえるわたしたちにとっては、すぐそばをウエイターが歩いていくのに、ピンポンで呼ぶことは不自然に思えます。

Chie: レストランのピンポーンは、ろう者にとっては助かっていました。店員さんが奥の方に消えていくときは特に助かっていましたね。

Mau: なるほど!ろう者の方々にとっては便利な道具ですね。
お店側としては、短時間で多くのお客を、少人数でさばくことを考えると、ピンポンの方が効率が良いのかもしれません・・・が、しかしです・・・さびしいです~。

Chie: 確かにピンポーンがなくてもできることはありますよね。
呼びにくくなって困るけど、でも歩いて呼びにいけば良いことだし。
呼びにいったり、袋要らないという会話を直接、手話や日本語、英語、何でもありの方法でやれば必ず通じるんですよね。


Mau: そうなんです。積極的なコミュニケーションが欠けている気がしています。
「コミュニケーションの手法」を学ぶ教室はあちこちで開催されているようですが、普段自分がどのくらい前向きに友達だけでなく他人とも関わっているだろうかと思わされます。

ちえさんも以前言われていましたが、ろう者の人たちが「わたしたち、手話しかできないんです!」といい続けて、通し続けたら、もっと手話は普及するのかもしれません、というようなことを言われていました。実際それって核心を突いていると思います。

こういうことはよくも悪くも「慣れ」であって、そういうものだと思えば最初は疑問に感じていても、そんなもんだと思うようになっていく。自分の身の回りを見渡してみて思います。

Chie: 確かにそうですね。
今手話のレッスンで、お客様と対面しますが、最初に戸惑う方もいらっしゃいます。「聴こえない人ってどうやって話せば良いのかしら?」という雰囲気ですが、2回以上会うと慣れてきます。お客様が戸惑いを隠してくださっていることもあるかと思いますが、私にとっては「あ、慣れてきたかも?」という感覚を得るときがあります。「慣れ」ですね。


楽しい世界、もう1つの世界

Mau: ちえさんの手話クラスのお客様には、「楽しい世界がひとつ増えますよ~(おいで、おいで)」とPRしていったらどうでしょう?

Chie: なるほど。そうですね、バイリンガルになるチャンスだし、もう1つの世界を持つこともできるということですね。
聴こえる人たちの間だけでコミュニケーションが減っていくという点についてはどう思われますか?

Mau: 実際に手話はとても機能的な言語に思えます。
ちえさんや他のろう者の方々から受ける印象なのですが、気持ちを率直に、まっすぐに伝えることに対して優れているというのかな。
それは、自分の中でしっかりと伝えたいことを分かっていると同時に、それを表現する手話の技術が伴っているときにより可能であり、有効なのでは・・・と。
自分が手話を使えないのを棚にひょいと上げての感想ですが。

手話だからこそ持ち得る世界、考えることのできる世界はあるのではと私には見えているのですが・・・ちえさん、どうでしょう?

Chie: 手話はとても機能的、初めて言われました(笑)
当たり前すぎてちょっと分からないですが、確かに、手話を使う人同士であると、その人の感情、その人の好みが分かりますね。

聴こえる人たち同士は普段、顔を意識して見ることは少ないでしょうか?


Mau: 私は癖なのか、お話している人の顔を見ないと話はできないのですが、どうでしょう。私の周りの人たちは意識、無意識に顔を見て話していると思います。
そうじゃない人もいますが・・・年を重ねてくると・・・似たような人がまわりに集まってくるというか、残ってくださるのでしょうね。

Chie: なるほど、人間観察をしていると、目を合わせて話をする人もいれば、
一方が目を合わせようとせず、別の方向を見ながら聞いている人がいたりします。その人を見る度に、 「こらぁ、人の話を聞け〜」と思います(笑)。
私も、目を合わせて「でしか」、話ができない質なので、似たような人がこれからは集まってくるのかもしれないですね。コミュニケーションについて、最近は希薄と言われていますが、まうさんから見て、やはり時代を追うことに変わってきていますか?


Mau: コミュニケーションについては、本質的なものは変わっていないと思いますが、さきほどの例のように「便利」なおもちゃができたので、それを挟んでコミュニケーションを取ることに慣らされている時代には感じますね。

Chie: いっそのこと、便利なおもちゃを壊したら携帯電話も壊したら、愛がもっと生まれてくるような気はします。

Mau: ちえさん見かけによらず過激&情熱派ですね~!

Chie: あはは(笑)。

前世は、戦国時代の武将!?

Mau: きっとちえさんの前世は戦国時代の武将だったと思います(きっぱり)。

Chie: 織田信長さんと対戦していたかもしれないですね〜
戦国時代の漫画は小さい頃に読んでいました。その影響もあるかと思います。

Mau: おお、私の読みもあながち外れていたわけではないようですね。

Chie: そうですね、もしかしたらその通り、織田さんと戦国時代に戦っていたかもしれないです。

Mau: でも信長ではないということは・・・誰でしょう?

Chie: 誰なんでしょうね、落ち武者だったり(笑)
天地人の直江兼継さんだったらもっといいですね。


Mau: ちえさんは、伊達政宗だ!

Chie: おおおお!好きでした!伊達政宗には憧れていました!というか、なぜ、伊達政宗だと思ったのですか?

Mau: そうですね~・・・伊達政宗は自らの道を信じて最後まで信念を貫いて屈服しなかったとことでしょうか・・・。
ちえさんの中に時折見え隠れする静かな闘志から・・・かな。

Chie: わ〜すごい褒め言葉です、ありがとうございます。

伊達政宗に憧れて、仙台に行って資料館に連れてってほしいとせがんだことがありました。漫画から見た伊達政宗はクールですごくかっこいいと思ったのですが、そういえば、今まで憧れを抱いたのは、自らの道を信じて最後まで貫く人ばかりでした。

プロゴルファーの尾崎直道さんも、その一人でした。日本人がアメリカの試合に出て戦うことなんて難しいと言われていたアメリカへ、一人で飛んでいきました。
結果的に、後に丸ちゃん(丸山茂樹)とか、若手が挑戦していったし、話題の石川君も海外を視野に入れているみたいですね。

結果的には良い影響を残せた人だと私は思っていますし、
直道さんに会ったことがあるのですが、ゴルフボールを直接いただけました。という思い出がございます。

熱くなりました、すみません(笑)。


Mau: ひょ~っ!まさにホールインワンでしたね♪

Chie: そうですね!さすが、まうさんです!伊達政宗がでてくるとは想定外でした。



マインドマップの効果てきめん

Mau: これもマインドマップ効果でしょうか。思わぬところへボールは飛んでいくんですね~。

Chie: すごいです!効果抜群ですよ。
潜在意識でしょうか?ポテンシャル。


Mau: あれから毎日何かしらマインドマップを書いていますが、段々と自己流にアレンジされてくると共に、「すなわち・・・」と以前にもまして考える癖がついたと思います。
そうすると、今までかけ離れていたような事柄もカチンカチンとつながっていく気がします。

と・・・ちえさん!ごめんなさい、また私が脱線に引きずり込みました。

Chie: いえいえ、マインドマップを活用できていて本当に良いですね。

Mau:「健康診断」のお話をするつもりが、まだ病院の入り口でのお話ですよ!キャー!

Chie:あ!!病院の話でしたね。次にしましょう!(笑)


♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆
出前で注文したラーメン in こと葉や


e0172983_10163059.jpg


にほんブログ村 教育ブログへ


にほんブログ村 介護ブログ 手話・点字へ


人気ブログランキングへ 
[PR]
by machi-life | 2009-07-24 10:19 | mau+chie life