聴こえないわたし 聴こえるわたし ~ことば&暮らし~

それぞれの「ことば」を「知ること」からはじめよう
by machi-life
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第15回(2009.05.29) "もぐもぐ、ポリポリ"

「聴こえないわたし」と「聴こえるわたし」がブログをはじめた理由

    ① 聴こえる人から見た「暮らし」、聴こえない人から見た「暮らし」とは何かを知る。
    ② ふたつの「暮らし」の違いや共通点を発見し、相互理解に扶助する。
    ③ 改めて「暮らし」について考えることで、わたしたちが毎日をシンプルにかつ豊かに
      送るための手法を探る。

"聴こえないわたし”-Chie
東京ディズニーランドオープンの年に誕生。手話講師
趣味は、写真、読書、映画鑑賞、ゴルフ

"聴こえるわたし”-Mau
“Imagine”が発表された年に誕生。英会話・スペイン語会話講師
旅、自転車、食べることが好き 


♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆  ♪  ☆

Chie: こんばんは♪ 今日も本当にお疲れさまでした。

Mau: ちえさんもお疲れさまでした。夕飯は済みましたか?遅い時間までレッスンをされているのですね!

Chie: 夕食はまだ作っていないですが、こうして話をしながら作る予定です。

Mau: なるほど~。この時間ですと外に食べにいくわけにもいきませんね。

Chie: そうですね、お店も閉まっていますし、開いているといえば、「松屋」くらいですね。
夜にお肉は結構です(笑)


Mau: ちえさんが夜に一人で「松屋」の図が全く浮かんできません。

Chie: 松屋=サラリーマンのイメージありますね~。
そういえば、食べている時の音ってありますよね?食べている時の音で、例えば、「後ろで誰かが食べているな」っていうのは、分かるんでしょうか?


Mau: わかりますよ。かなり音を立てていれば。

Chie: 固いお菓子(柿の種みたいなお菓子)をもぐもぐ食べているときはどうでしょうか?

Mau: 柿の種は、もぐもぐよりもバリバリという音のイメージです。

Chie: パリパリ、パリパリ、パリパリ

Mau: そんな感じです♪ Chieさんの中では、文字の上でのオノマトペ(擬音語、擬態語)はどう「聴こえて」いるのでしょう?

Chie: 雨だったら、ザーザー、しとしと、ポツポツ。

Mau: お姉さんたちがぺちゃくちゃとしゃべっている・・・とかポツンポツンと雨が降ってきた!などでしょうか。

Chie: そんな感じですね。しとしとはどんな感じでしょうか?

Mau: しとしとは、雨が音も立てずに静かに長い時間降る感じです。昼間というようも、夜も遅くなってから降る雨のイメージがあります。
聴こえる人たちと話をしていて、感覚の違いを感じるオノマトペはどのようなものですか?

Chie: 前に「雨がしとしと降る」ということについて私は、雨がまもなく降ってくるというような感覚を抱いていました。
それについて聴こえる人と話をしたとき、ザーザー降ってそれがまもなくやみそうな感じと聞きました。
違っていたことが分かってショックを受けました。カルチャーショックですね。
ただ、その人は「個人差があるかもしれないね」といっていました。

そこから疑問に思ったのですが、日本人同士はオノマトペの概念は同じなのでしょうか?家族との会話でも、時々、「今のはそういう擬態語じゃなくて、こう言うんだよ」と指摘されて修正して育ってきました。


Mau: 本当に使い方は難しいと思います。聴こえる人にとっては、聴こえている音をあえて違う音(擬音)にすることで、会話に“躍動感や動き”をもたらすものとして使用しているようです。

Chie: 躍動感、動きについて、聴こえる人たちは耳で聞こえている音は全員同じでしょうか?
例えば、手を叩くときに聴こえる音が「パンパン」だったら他の人も同じに聴こえるのでしょうか?


Mau: よく考えると悩んじゃう質問ですね(笑)。他人の耳を身に付けたことがないので、私が聴いている音と全く同じ音が他人に聴こえているかと聞かれると「わからない」と答えるしかないのですが、全く同じでないにしろ、人を何人か集めて手を叩き、それをオノマトペで表現してくださいと言われたら、恐らく「パンパン」「ポンポン」「パチパチ」と答えるように想像します。

Chie: 悩ませる質問ですみませんでした^^; オノマトペについて、まうさんが海外に行かれた時、何か思うことがありましたか?日本と海外は異なるでしょうか?

Mau: アメリカ人の友人は、しばらく日本で暮らすと日本の擬態語(めろめろ、びしびし等)は独特かつ多種多様で、文中で使用されると、時にブラックユーモアや粋な感じさえ漂って、とても興味深く、面白いと言う人が多いですね。このテーマについては、とある本を海外に帰国する友人や日本の文化に興味がある異国の友達にプレゼントしていますが、とても喜ばれます。

Chie: どんな本でしょうか?

Mau: 「わくわく英語フォトブック」日本の擬音語・擬態語について写真と共に書かれています。

Chie : おもしろそうですね。私も読んでみたいです。やはり、国が違えばオノマトペも異なるのですね。

Mau: 何十冊購入したか分かりません。著者は日本に滞在経験のあるベルギー人の方です。擬態語、擬音語を使用した例文と、思わず吹き出しちゃう写真が掲載されています。
日本語の巧妙さと面白さを外国の方から教えていただいた一冊です。

Chie: 買います!決めました、でももう一冊必要ですね(Amazonで送料が無料になる為にはあと400円くらい必要です)
最近おもしろい!と思った本ありますか?


Mau: 最近面白かったのは、「くらやみの速さはどれくらい」という本です。あとは「13の理由」かな。
どちらも海外の作者によって書かれた本ですね。

以前は海外の翻訳物は読みにくいと思い込んでいて、ある特定の作家のものしか読みませんでしたが、最近は日本の小説にはない展開の読めなさを気に入っています。ちえさんはどんな本を最近読んでいますか?

Chie: ありがとうございます。海外の小説、久しぶりに聞きました。学生のときにサスペンス小説を読んでいました。
「13の理由」、あらすじを読みましたが、何だかすごそうですね。

最近はセミナー、営業関係の本を読んでいます。広報誌も読んでいますが、まだかいつまんだ程度ですね。「くらやみの速さはどれくらい」という本、本屋で中身を見てみます。


Mau: ぜひ、「くらやみ・・」の方は、持っていますので、もしご興味があればお貸しします。「13の理由」は、ほんぽーとにあったような気がします。

Chie: ありがとうございます。是非お借りしたいです。

Mau:それでは次回お会いしたときにお渡ししますね。どちらもフィクションですが、どちらも自分や身近な人にありえそうなところが、想像力を掻き立てられ引き込まれます。

Chie: リアルな世界なんですね。ありがとうございます。
オノマトペの話に戻りますが、話し言葉について、話し言葉は読唇(口の形を見て読み取る)では絶対分からないです。映画の字幕、漫画の吹き出し、雑誌のインタビュー記事から文字として学んでいます。

映画は中学校の時からほぼ毎日のように見て、その後役者のマネをして家族に台詞を言っていたときもありました。
「100万人の市民に対し、こっちは81名の人質。そして、フランクハメル・・・」(映画「ザ・ロック」、アルカトラズ島を占拠された事件に苦悩する大統領の台詞です)
このような台詞や、他にも映画を見て覚えたものは何度も繰り返して話していました。それだけではないですが、小説も参考になりました。

それでも、いざ声を出して話す時だけはどうしても、敬語がうまく喋れない状態です。
手話に敬語はありますが、日本語の文法とは違うので、手話をしながら声で日本語を喋ると言葉に詰まってしまいます。

そこで誤解を与えてしまっていると思います。
気がついた時から気をつけるようにしていますが、前の食事会の時もまうさんやパートナーの方にも敬語で話すべきところで
うまく声に出せなかったときがありました。すみませんでした。


Mau: ちえさんすごい!そうやって外国語の映画を毎日見たら、すぐに他の言語もマスターできそうですね。
映画は、好きで見てらっしゃったと思うのですが、勉強のためという意識も中学生時分からあったのですか?

敬語についてですが、これも年上や役職的に上であっても、その人との個人的な関係、親しさ、信頼度で違いが出てくる部分だと思います。
時には年上であっても、いわゆる「ため口」でお話することもあります。適切な尊敬の気持ちが言葉に含まれているのならば、かえって敬語よりも親しさが増すこともあるような気がします。丁寧語、尊敬語、謙譲語・・・が入り組んでおかしな言葉になって口から出てくることもありますが、これは使い慣れていないからなんでしょうね。この辺は私も学ぶべきところですし、普段からきちんとした言葉遣いをしていないといざという時に出てこないのは、ちょっと恥ずかしいですね。

時には年上の人に諭されることもあります・・・「その言い方は上目線のコメントだよね」なんて言われたりして、きゅーっと縮こまることもありますが、そうやって気を付けていくのでしょうね。(もちろんそんなつもりはないのですが・・・さっきのちえさんと同じ状況ですよ、きっと)。

Chie: ありがとうございます。敬語の使い方といっても年上の人だから使うべきというわけではないけれど、使えるようにはしたいですよね。
幸い、映画好きでそれが後になって、日本語の話し言葉を知ることに役立っています。DVDを借りるのも映画館へ行くのも好きですが、実は新潟に来てからまだ一度も実現できずにいます^^;
この前の日曜日で久しぶりに日曜劇場に夢中になりました。ハリソンフォードさんのアクションにハラハラドキドキ、でも字幕を見ているとあらためて「なるほど、こういう言い方があるんだ」とジョークの意味がつかめて楽しく学習できますね。

前に、日本語字幕を見て、英語字幕に切り替えて見たことがありましたが、日本語は何となく意味がつかめるような言い方でしたが、英語では短く分かりやすいのがあって「あれ?」と思ったこともありました。

敬語についても、字幕から学ぶことが多かったです。でも、まうさんのおっしゃる通りにその人と私の関係は年齢だけではなく、信頼度も関係あるので話し方は多様だと思います。


Mau: 海外から日本に来て、暮らしている友人もやはり、日本の映画やドラマから生きた日本語を学んだと言っています。
特にドラマや映画だと、そこに漂うその言語や国独自の間の取り方や、言葉の言い回し、人との距離の取り方などを客観的に見ることができますね。

ちえさん、今度映画をご一緒しましょうね!これからの映画だと、「スラムドック・ミリオネア」が見たいです。

Chie: ぜひよろしくお願いします。ああ!インドの話でしたよね?私も見たいと思っていました。よろしくお願いします。

Mau: はいそうです。それはうれしい奇遇ですね。一緒にポップコーンをポリポリしましょうか。

Chie: おおおおお!ポリポリ!!楽しみが増えましたね♪

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オノマトペについて参考URL)
「R25 日本語にオノマトペが多い理由&世界のおもしろオノマトペ」
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000002802

「わくわく英語フォトブック」


「くらやみの速さはどれくらい」

「13の理由」

「映画 ザ・ロック」(Chieさんの中学生時代、家族に暗唱をしていた映画)

「映画 スラムドック・ミリオネア」
http://slumdog.gyao.jp/

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今日もありがとうございます♪
朝の市場のように、新鮮な話をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか?またご感想をお待ちしています。

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by machi-life | 2009-05-29 01:00 | mau+chie life
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